手術針回収機(開発中)
- 手術現場において、手術針の本数を管理する事は極めて重要であり、手術中に針を紛失したり、体内に置いてきたりすると、大きな問題となる
また手術針が手元に戻ってきても、目に見えないくらい小さな針の保管や、種類ごとの出された針と戻ってきた針の扱いなど、煩雑な手術業務の中で手術針をきちんと管理することは困難をきわめている。
弊社は、そのような多くの手術針の回収に関する問題点を解消すべく、手術針回収機を開発し、医療業界での主要な展示会に出展してきた(国際特許出願済み)。
開発の道のり
国際モダンホスピタルショー 2011
(東京ビックサイト 2011年 7月13日~15日)
紙テープ回収型 手術針回収機 Ver.1

【 主な特徴 】
- 投入口に手術針を入れてモニタで針を確認後、緑のSWを押すと手術針が紙テープに挟まれ密封されて下に出てくる。
- 回収した手術針のトータル本数が赤色で表示される。
- 看護師さんが機器を置く器械台の横に設置する自立型。
看護フェア 2012
(幕張メッセ 2012年 6月 5日~7日)
紙テープ回収型 手術針回収機 Ver.2

【 主な特徴 】
- Ver.1の改良版。使用前の手術針が収納されているパッケージの管理も含めたトータル管理システム
- 4種類の手術針に区分けして回収した手術針の本数を表示する。
日本手術看護学会 2012 第26回年次大会
(パシフィコ横浜 2012年11月23日~24日)
カセット収納型 手術針回収機

【 主な特徴 】
- 投入口に手術針を入れてモニタで針を確認後、針の種類に対応した緑のSWを押すと、手術針はカートリッジという小さな薄い箱に密封され回収される。
- A~Dの4種類の手術針について、押したスイッチに応じて、A~Dの4つの回収箱にカートリッジを自動で振り分ける
- 看護師さんが機器を置く器械台と一緒にビルトインしたもの。
- A~Dのスイッチボックスは、機器本体と無線通信しており、電気ケーブルは不要。
- A~Dの各種類ごとに、回収した手術針の本数を表示する。